来月6日に、建具のセミナーを開催します。
建具は、住まいに当たり前のようにありますが
その影響力はかなり大きいです。
実際に建具の作り方を見ながら、
建具について、住まいについて楽しく学ぶセミナーです。
どうぞお越し下さい。
木のセミナー
「建具の出番」
建具は「住まいの中にあって空間を区切る可動式の道具である」と言えます。
種類も多く、形や大きさも様々ですが、そこには日本人の自然とのつきあい方、人(家族)とのつきあい方が色濃く反映されています。
かつて日本家屋は限りなく開放的であり、プライバシーも「見ざる、聞かざる、言わざる」というような家族の暗黙の諒解によって保たれてきたものです。
戦後、「売るための売れる住宅づくり」が一般化されるようになり、建具は大きく変貌しました。
家族が安心で平和な生活を営むために、住宅の中にあって建具の果たす役割は重要です。住宅の一部でありながら、作りようによっては住宅そのものをかえてしまう力があります。
このセミナーでは参加された方が建具の本質を知り、住環境の改造のために簡単な建具を自作できることを目指しています。ぜひご参加下さい。
〈プログラム〉
9:00~12:00 レクチャー/展示
・サッシのサイズで開口部の大きさを決めるのはマチガイ!
・建具が変わると住環境が変わる。
13:00~16:00 実演と材料
・スプルースや米ヒバがなくても平気、国産の木の建具。
・広葉樹と建具。