きこりの店 舘岩日記

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カテゴリ:木のこと( 8 )

赤松の皮むき

間もなくお彼岸になりますが、三寒四温の日々です。
この地方では昔から「彼岸のボタ隠し」と言われ、お彼岸になっても、時にはお墓にお供えしたボタ餅を隠すほどの雪が降るとのことです。

さて、先日紹介しました弊社所有の赤松の一部が伐採されました。連日ワークショップの前で皮むき作業が行われています。
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強力な高圧洗浄機で丁寧に皮を剥いていきます。
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       きれいに剥かれた色白の丸太が日に日に増えていきます。
       この赤松は弊社オグラの新社屋の建築材として使われる予定です。
       予定地の雪が解ける来月から、いよいよ建築着工です。
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by kikorinomise | 2018-03-17 14:32 | 木のこと | Comments(0)

木工塗料のあれこれ

155.png各地でインフルエンザが流行しているようですが、皆様は健康でお過ごしのことと思います。
さて、「きこりの店」では木工品の塗装やメンテナンスとして、様々な自然由来の塗料を準備しております。その特徴などをお知らせいたします。

●じゅうねん(えごま)油
 ・100㎖:480円  ・250㎖:1,030円
木そのものの木目や色を美しくさせ保護するために塗ります。
じゅうねんはシソ科の1年草で、油はその種からとります。
撥水性や防水性はあまりありません。
塗るときは、柔らかい布に少量しみこませて塗り、乾いた布で乾拭きします。大きなものは刷毛で塗ることをお勧めします。
乾いた感じがしてきたと思ったらお使いください。
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●クルミ油(フランス産ウォールナット)
 ・100㎖:480円  ・250㎖:925円  ・500㎖:1,750円  ・1000㎖:
 効果や使用法はじゅうねん油と同じです。
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●ミツロウワックス
 ・100㎖(Aタイプ):1,296円 ・1,000㎖(Cタイプ):8,424円
 ミツロウは働きバチが分泌するロウでミツバチはこれで巣をつくります。
 木に使用することで、自然な艶を与えた仕上がりになります。
 これにじゅうねん油を混ぜて半固形状にした塗料です。
 ・Aタイプ(バター状):無垢材、集成材、合板、コルクタイル
 ・Cタイプ(マーガリン状):無垢材、集成材
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●柿渋
 ・500㎖:950円  ・1,000㎖:1,600円
柿が青いうちに砕き絞って濾過し発行させたもの。希釈しても使えます。木に塗る場合はサンドペーパーできれいにしてからお使いください。強度が増し、防腐・防虫作用があります。紙や木材の補強として使われていました(番傘など)ただし、強度といっても自然塗料なので、オイルや屋外用の塗料などと比べると弱いです。
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・サンドペーパーやスポンジペーパーも各種取り揃えております。
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●ワトコオイル
 ・1,000㎖:3,175円  ・200㎖:1,426円
無職透明で木目や色をハッキリ美しくしてくれます。
亜麻仁油を主成分とした植物由来のオイルで木の表面から浸透して、中で固まります。ティンバーレックスやカラーオイルなどの種類を取り揃えています。
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「きこりの店」のテーブルなどはこれを使うことが多いです。
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・色や木目が自然に出て美しい仕上がりです。
その他にも
●オスモ ●漆 など取り揃えておりますので、ご来店の際にご覧ください。
また、一部ネットショップでも取り扱っております。

by kikorinomise | 2018-01-22 16:19 | 木のこと | Comments(0)

栃の古材の美しさ

数ヶ月前、舘岩地域の民家(ヤマキュウさん)に50年以上置いてあった栃の古材を譲り受けました。
それを一週間ほど前、プレーナーがけし、店頭に置き始めました。

とにかく、この板材の杢(木に表れる模様)がすごいんです。
きらきらした杢が全面に入っているものが多くあります。

今日、1つ見本にサンダーをかけてオイルで仕上げたところ
あまりにもきれいでびっくりしました。
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すごく深みのある美しさ。
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あまりにもきれいで、しげしげと眺めてしまいました。
私は個人的には、杢にそんなに思い入れはないのですが
これはすごいと思いました。

ずいぶん昔に伐採され、50年以上も寝かせてあったため、味わいも深いし
反ったり狂ったりする確立も低いと言えます。


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他の板。
残念ながら、虫が出てきてしまったものもあるのですが
とにかく貴重で味わい深い板たちです。
ただ飾っておくだけでも楽しめそう。
どうぞ御覧になって下さい。
by kikorinomise | 2010-07-26 17:51 | 木のこと | Comments(0)

木のにおい

お店に来ていただくお客様が、入って第一声に言われることは
「うわ~、木の匂いがするね~」ということです。

確かに、店内はかなりたくさんの木があるので、木の匂いは強くあると思います。

でも、ずっといると、わからなくなってしまうのです。
朝、お店に入ってきても、木の匂いがすることが当たり前になってしまって
ほとんど意識していません。

でも、やっぱりそれはもったいないことなので
改めて五感を使って、木や空間をもっと感じていきたいなあ、と思いました。

初心忘るべからず
というか、木に対して、お店に対して
当たり前と思わずに
新鮮に感じることができたら
もっと気づけることも増えていくのかと思います。

そんなわけで今日はいつもより大きく息を吸い込み、味わってみました。
by kikorinomise | 2010-07-13 18:25 | 木のこと | Comments(0)

イチョウ

先日「ビーンズトレイ」を新たにつくるべく、材料探しをしていました。
サイズ的にはちょっとぎりぎりでしたが、イチョウの板がありました。
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私はイチョウの黄色がとてもきれいで好きです。
輝いていて透明感があって、見入ってしまいます。

このイチョウの板でビーンズトレイをつくろうと思い、運ぼうとしたら
なんだか、とてもくさい匂いがする・・・
そう、イチョウはかなり強くくさい匂いがします。
結構不快な匂いです(笑
トレイを作ってもしばらくは匂いが抜けないかな・・・なんて心配しました。
今回イチョウでは初めて作るのでちょっとどきどきです。


イチョウと言えばまな板に良く使われる木ですね。
木としては軽くて肌がきめ細かく、軽くて柔らかです。
まな板の他は器具、細工、彫刻などにも使われます。

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黄金色に輝くイチョウテーブル。
何度見てもいい色だな~、と思います。
by kikorinomise | 2010-06-28 17:20 | 木のこと | Comments(0)

欅の巨木。

今日、ケヤキの巨木が届きました。

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かなり大きいです。長さ約5.3m、直径約1.3m。

重すぎてローダー3台で下ろします。
三人の息がぴったり合っていないとできない技。


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きこりの店の駐車場におろしました。


運んできてくださった亀夫さん。

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亀夫さんには、今月発行予定のきこりの店通信で
「木と木の仕事の話」に掲載させていただくべく
インタビューもさせていただきました。

どうぞお楽しみに☆
by kikorinomise | 2010-04-21 18:36 | 木のこと | Comments(0)

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関東ではもう葉桜かと思いますが、南会津では昨日は雪が舞っていました。
今日は雪ではありませんが、風が強く寒いです。


写真は頂き物のいちごです。
天気によって、景色の色を感じることが難しい時に、こういう鮮やかな色のものを見ると、気持ちがすっとします。
同じように、お花やドライフラワー、造花の色にも元気をもらう時もあります。

色ってありがたいですね。

館岩の山々が緑芽吹く時を静かに待っている今日この頃です。
by kikorinomise | 2010-04-15 14:02 | 木のこと | Comments(0)

木は生々しく生きている

桜の木特集で、桜の丸太(未乾燥・皮付き)も展示しようということで、店内に運んでいました。

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それを改めて見ると、すごく生々しく感じました。

すごく当たり前のことだし、
よくお客様にも話すことではありますが

「木は生きてる」ということが強く感じられました。

未乾燥であり、外皮もついていたので、「ついさっきまでそこに立って生きていた」と感じられたのです。
すごくみずみずしくて、外皮は清々しく、ちょっと桜餅のにおいがしました。


店内にいて、出来上がった製品や、きれいにした板などに目が慣れていると
そういう感覚を忘れてしまうような時があります。


「生きもの」だったことを忘れてただの製品として
あまり感謝をせずに販売していたかもしれない、と思いました。


木が生々しく生きている姿やその時の感覚に、時々は立ち返っていきたいと思います。
by kikorinomise | 2010-04-09 19:05 | 木のこと | Comments(0)